成功の秘訣は前倒しでサクサクやっていくこと
引越しが決まったら、残るは引越し準備のみ!
このページでは、引越し1週間前までにやっておくことをまとめました。
ここで行う作業がスムーズに進むか否かで引越し当日~引越し後に大きな影響が出ますので随時漏れがないかをチェックしていきましょう。
できれば前倒しにやって数日余裕を持っておくと急な事態にも対応できるのでオススメですよ。
↓引っ越し業者に依頼せず、自分で引越しする場合はこちら↓
<参考>自分で引越しをする場合の「1週間前までにやる事・手続き」
引越し一ヶ月前~一週間前までの流れ
①(現住所が賃貸物件の場合)管理会社に解約予告の連絡
「引越しを●月●日にしたいので解約手続きがしたい」と言えば管理会社側から手続きについて説明してくれます。
トラブル回避の為、契約内容を確認してから連絡をしましょう。
連絡は電話でも大丈夫です。
- 急な引越しの場合、最低限行う手続きは?
最短、翌日の引越しをする場合でも「管理会社への連絡」だけは必ず行っておきましょう。
(その際、急な引越しをする旨を必ず伝えてください。相手はプロなので言えばそれに応じた返事をしてくれます)
他の手続きは引越し後でもやろうと思えば可能ですが解約予告を疎かにすると、家賃を多く払わなければならなかったり、契約違反になってしまう場合があるからです。
②(お子様・勤務者向け)転校・住所変更手続き
お子様がいる場合は、転校手続き・働いている方がいる場合は、勤務先へ住所変更手続きが必要になります。
転校手続きは色々と手間がかかりますので早めに問い合わせや手続きを開始しておきましょう。
(私立への転校をする場合、試験がある場合があるので早めに問い合わせをし、試験対策をしておいた方が良いですね)
③不要品・粗大ゴミの処分手配
粗大ゴミ回収は月1~2回の地域が多めですので手配が遅れると出せずに引越しを迎えてしまう場合も…。
(そうなると余計な費用が割り増しでかかってしまう可能性があります)
回収サイクルや手続きは地域によって異なるので、早めに調べて処理を開始してください。
④引越し業者の手配
自分の引越しスタイルに合った業者に依頼をします。
(依頼方法は電話・メール・公式サイト経由・FAXなど…)
一社のみに依頼すると割高にされてしまう場合があるので複数社で合い見積りをして比較しながら選びましょう!
<参考>引越し業者への見積依頼のテクニック
⑤梱包資材の準備
地元で簡単に揃えられるか否かを早い内に判断しておきましょう。
(揃えられない場合は、通販サイトなどで購入する手もあります)
一つのダンボールに詰めすぎると持ち運びが大変になるので、余裕を持った数を揃えておくと良いですね。
デリケートな物は、壊れないように緩衝材でくるむことをお忘れなく。
もし、引越し業者から梱包資材を貰える場合でも不足するケースがあるのでその場合の対処法を検討しておくと、慌てることがなくなりますよ。
⑥引越し先のレイアウト考案・購入
大きい家具ほど、後での移動が困難ですので、大きい物→小さい物…の順で優先して考えます。
間取り図があると作業がしやすいので管理会社からコピーを貰うと良いですね。
また、引越し先でカーテンが無いと、中が見えてしまうのでカーテンだけは予め採寸を取って用意しておくことを推奨します。
⑦現住居の清掃・清掃用具準備
直前になると荷物整理で頭がいっぱいになってしまうので、一ヶ月間じっくりやる形をおすすめします。
賃貸の場合は汚れが酷いと敷金関係で損をしてしまう場合があるので特に時間をかけて清掃をしましょう。
(フローリングの傷など、自身で直せる場合は補修も一緒に行っておくと更に良いですね)
⑧電話移転の申込み
「116」(電話サービス変更窓口)にかけ、引越す旨と、新住所を伝えてください。
窓口担当が必要な手続きについて説明をしてくれますので、必要であればメモをとっておきましょう。
⑨インターネット関係手続き
契約している回線業者・プロバイダ業者に問い合わせをし、必要な手続きについて確認しましょう。
(地域によっては一度解約するなど手間がかかるので早い問い合わせが無難です)
⑩転居のあいさつ状、準備
あいさつ状を出す相手を明確にした後、注文をしましょう。
(住所が古くないか、聞き直した方がいいかも一緒に検討しましょう)
業者に頼むと数日で出来上がりますが、デザインや注文関係で時間がかかるので早めの注文を。
投函は引越し後になります。
一週間前にあいさつ状一式を用意し、荷物の取り出しやすい所に入れておきましょう。
⑪荷物リスト作成・荷づくり開始
ダンボールに番号をふって、中に何が入っているかリストを作っておくと、荷ほどきが楽になります。
(どの部屋に置くかも書いておくと当日の荷物搬出~搬入がスムーズになるので、オススメですよ)
⑫郵便物の転送手続き
引越し後に旧住居宛に届いた郵送物を転送してくれるサービスの申込みをします。
この手続きは、引越し後でもできますが、忘れない内にやっておきましょう。
ネット経由からも行えるので、夜の空いた時間にもできますよ。
⑬市役所・区役所での手続き
転出届・印鑑登録・児童手当(該当者のみ)・原付自動車(所有者のみ)を行います。
半日~1日ほど時間を空けて一気に行うのがオススメです。
- 単身赴任の場合
対象者が世帯主か、否かなどで手続きのパターンが異なります。
詳細は↓のリンクを参照にして下さい。
<参考>単身赴任をする場合に行う手続き - 特殊ケース関係の手続きはどこでやるの?
【ペット関係】
犬の場合、引越し後に最寄りの市区町村役所または保健所で手続きが必要になります。
指定動物の場合、特別な手続きが必要になりますので、引越し先の都道府県に所属する動物保護センターに問い合わせをしてください。
猫、金魚、小動物には必要ありません。
【刀剣、猟銃などの銃刀物を持っている場合】
引越し先住所管轄の警察署での手続きが必要になります。
必要な物や内容は警察署によって異なりますので伺う前に電話でアポイントを兼ねた確認をしておくと良いですね。
(処分をする場合は住所管轄の警察署へ廃棄の旨を伝えれば無料で行ってくれます)
⑭電気・水道・ガス関係の手続き
引越し先で使えるようにする為の手続きと、現住所の使用量に対する精算方法について話します。
ガスは引越し先で立ち会いの利用処理が必要になるので、引越しの目処が経ったらすぐ連絡するのがベストです!
⑮各契約先へ住所変更手続き
以下の住所変更手続きを行います。
お知らせの通知が届かない、連絡が取れないと解約に繋がる場合があるのでお忘れ無いようやっておきましょう!
・NHK受信契約変更手続き
・新聞販売店へ住所変更手続き
・銀行への住所変更手続き
・保険会社へ住所変更手続き
・携帯電話会社へ住所変更手続き
・クレジットカード会社へ住所変更手続き
⑯病院・個人店への住所変更手続き
定期的に通っている病院、住所登録のあるポイントカードを持っている方は早めに住所変更をしておきましょう。
急ぐ物ではありませんが、忘れるとそのままになってしまう物が多いので引越し前にまとめてやっておくのがおすすめです。
(病院関係はお知らせのお手紙が来る場合があるので少なくとも病院関係はしっかりやっておきましょうね)
ここまで完了すれば引越し1週間前まで行う手続きは完了です。お疲れ様でした。
時間が余った場合は荷物リストを見直したり、新居および現住居の清掃漏れが無いかを確認しましょう。
当日の引越し時間を短縮するために小さい荷物を新居に少しずつ持っていく…というのも手です。
→Next 引越し前日と当日に行うことをチェック!
【参考】引越し前日・当日にチェックするポイント・手続き一覧
手続き・書類一覧
①退去届(解約届)
解約予告をすると、管理会社から退去関係の書類を貰えます。
管理会社に直接行って話を聞いた後、退去届を貰うのが基本ですが、希望を出せば郵送やFAXで送って貰えるので忙しい方は管理会社にその旨をお伝え下さいね。
(連絡は電話でも大丈夫です!)
引越し一週間前までに提出するパターンが多いですが、忘れない内に記入して提出しておきましょう。
②転校手続き・住所変更手続き
【転校手続きについて】
手続き先は以下のとおりです。私立への転校は筆記テストなどがある場合も…。
保育園・幼稚園 | 引越し先の自治体 |
公立の小中学校 | 在学している学校 |
公立の高等学校 | 教育委員会 |
私立の小学校~高等学校 | 在学中の学校、転校希望先の学校 |
手続き時、印鑑、転出証明書の二点が必要になるパターンが多いです。
(転出証明書は市区町村役場で転出届を記入すると貰えるので必要な場合は市区町村役場で手続きをしてください)
他に必要な物は問い合わせ時に確認を行っておきましょう。
【職場への住所変更手続きについて】
勤務先の上司または総務部へ引越しの件を伝えます。
手続きの書類は会社によって異なります。
(自分で作成するケースも…)
どちらにしろ、印鑑は使うので持っておくとスムーズに進むかと思います。
③粗大ゴミ関係の手続き
手続きは地域によって細かい部分が異なりますが、ゴミセンターへ連絡(電話・ウェブ経由)した後、手数料分の粗大ごみ処理券(コンビニで買える場合あり)を購入し指定された日に出すパターンが多いです。
やむを得ぬ理由で引越し前までに粗大ゴミが出せない場合は、民間の業者に問い合わせをしてみましょう。
(物によっては割安・無料で引き取ってくれる場合もありますよ!)
引越し業者が引き取りを行ってくれる場合もありますが、割増料金になるパターンが多いので最終手段にしましょう。
⑧電話移転手続き
「116」へコール後、窓口担当者に現在の住所・引越し先の情報・引越し日を伝えます。
工事費がかかる場合は料金および支払方法についても確認しておきましょう。
(大体2,000円前後かかります)
⑨インターネット関係手続き
回線業者・プロバイダ業者によって書類提出の有無や必要な物が変わりますので連絡時、確認してください。
(引き続き利用する場合でも一度解約手続きが必要になるなど、特殊なケースもあります)
引越し当日、工事を行う場合は時間の摺り合わせはしっかりしておきましょう。
⑫郵便物の転送手続き
郵送物が現住所に届いてしまった場合、引越し先に自動転送されるサービスです。
最寄りの郵便局またはネット経由で申込みが出来ます。
必要な物は身分証明証。
転送サービスを使用したい旨を言うと専用の申込書を渡されるので記入して提出をすれば完了です。
⑬市役所・区役所での手続き
どの手続きにも、印鑑と身分証明書は必須になります。
- 転出届
同じ市区町村内で転居する場合、転居後に「転居届」を提出すれば大丈夫です。
※お子様の転校手続きを行っている場合、既に処理済みの手続きです(転出証明書入手に必要な為) - 印鑑登録
同一の市内の場合は手続き不要の場合がありますので、印鑑登録関係のみ手続きをする場合は事前に問い合わせをしておきましょう。
新住所での印鑑登録証を貰えれば手続き完了となります。
必要な物は、旧住所の印鑑登録証。 - 児童手当
児童手当を受けている方が対象です。
同じ市区町村内の引越しの場合は「変更届」を提出する処理になります。
必要な物は
・課税証明書(所得証明書)
・振込銀行口座番号
・厚生年金(国民年金)の記号・番号 - 原付自動車
原動機付自転車を所有している方が対象です。
手続きが終ると、廃車証明書が交付されます。
引越し後、新しい標識交付証明書とナンバープレートを貰えば完了です。
新居への移動をバイクで行いたい場合、手続き時にその旨を伝え一括してやって貰うことも可能ですのでお忘れなく。
必要な物は
・ナンバープレート
・標識交付証明書
⑭電気・水道・ガス関係の手続き
【料金の支払方法について】
それぞれ、引越し日までの料金を計算し、請求されます。
電気とガスは、引越し当日に現金支払、水道は管理会社が経由してるかによって変わるのが基本です。
口座振替・クレジットカード支払をしている、支払を引き落としにしたい場合は当日現金払いでなく、引き落とし処理に出来るので連絡の際、その旨を伝えましょう。
また、新住所へ請求書を送ってもらう形式も選択可能です。
【インターネットで一気に手続きをするのが一番楽!】
東京電力が運営している「引越れんらく帳」というサービスを使うと電気・水道・ガス・その他対象業者(プロバイダなど)へ一括して引越し手続きが出来ます。
もちろん、県越え(エリア外)の手続きにも対応!
対応エリアが変わる場合、解約手続きをしたりと面倒ですので是非このサービスをご利用下さい。
引越れんらく帳トップページ
https://www.hikkoshi-line.jp/
一括申込み対応業者
https://www.hikkoshi-line.jp/rn/MH_TaioJigyosha.htm
↓一括申込みを使わず、個別に連絡したい場合はこちら↓
引越し先により、管理支店が変わる場合があります。
場合によっては使用停止手続きなどが必要になりますので、電話で確認をして下さい。
- 電気
領収書・検針票に書かれている連絡先へ連絡。
契約者番号が書いてある領収書・検針票が必要になります。 - 水道
連絡先は現住まいによって異なります。
・一戸建て/水道局
・ 賃貸・集合住宅/管理会社
契約者番号が書いてある領収書が必要になります。 - ガス
領収書・検針票に書かれている連絡先へ連絡。
契約者番号が書いてある領収書・検針票が必要になります。
⑮各住所変更手続き
- NHK受信契約変更手続き
0120-151515へ連絡し、手続きを行う(最寄りの営業所でも対応可能)
契約者番号と 新住所を聞かれるので、控えておきましょう。
(契約者番号は領収書に書いてあります) - 新聞販売店へ住所変更手続き
最寄りの新聞店事務所へ連絡(直接・電話どちらでも可能)しましょう。
必要な書類や物は店によって異なりますので事前に問い合わせをしておくと手続きが早く終りますよ。 - 銀行への住所変更手続き
引越し後でも問題ありませんが契約内容(投資信託など)によっては不具合が出る場合があるので、引越し前に終らせておくのを推奨します。
手続きは最寄りの支店で行えます。
必要な物は
・口座情報(通帳)
・印鑑 - 保険会社へ住所変更手続き
各保険会社の手続き窓口(電話)に連絡し、指示に従って手続きを行います。
保険契約者の名前・証券番号が必要になるので、証券証を手元に置き、伝えられるようにしておきましょう。 - 携帯電話会社へ住所変更手続き
携帯電話のショップ、ネット経由からの手続きが可能です。
必要な物は
・身分証明書
・印鑑 - クレジットカード会社へ住所変更手続き
クレジットカード会社の手続き窓口に連絡すると必要書類が送られてくるので記入し、返送して下さい。
印鑑を押す場所があるので、予め用意をしておきましょう。
手続きを忘れると利用停止に繋がる可能性があるのでお早めに。
⑯病院・個人店への住所変更手続き
各窓口に問い合わせをすれば短時間で手続き可能です。
身分証明書無しで行えるケースが多いですが、念のため持っておくと、必要な際手間がかからないので持っておきましょう。